電話占いで多い相談と言えば「恋愛相談」のようです。
そして、その中でも「不倫相談」が多いです。
聞くところによると、業界を通して8割近くが恋愛相談で、その半分程度は不倫に纏わるものなんだとか。
不倫は、どうしても友達や周囲の人に相談し辛いという点と、対面鑑定ではめんと向かって「私、不倫をしてまして…」という相談はし辛いという事もあり、不倫の相談は電話占いでされるという方が多いようです。
私は不倫というか、既婚者がたまには家庭を忘れて外で遊ぶいわゆる浮気は反対はしません。
しかし、一人の人に固執して、不倫に本気になってしまうのはあまり良くないのかなと思います。
本気になってしまうと、その関係を続ける以上、必ず誰かが傷付く結果になってしまいます。
もし自分が、不倫の末に幸せを得たとしても、「誰かの不幸の上に成り立つ幸せ」なわけですから、きっとふとした時に犠牲にしてしまった人の事を考えてしまうと思います。
あくまで割り切った関係で「寂しい」という感情を一時的に埋めてもらうだけならまだ良いのかなと思いますが、本気になってしまうと、奪い取るのか、捨てられるのか、バレて修羅場を迎えるのか…。どれもあまり好ましいものではないですね。
私が肯定的な意見を持っているのは、家庭を持つ人は、家庭があってもその家庭で全てを出せるかと言うとそうでは無いからです。
例えば共働きの母親。職場でしっかり働き、帰って来てから炊事、洗濯などをするわけですから、自分の「寂しい」などの弱い部分を出している場所、タイミングなんてまず無いでしょう。
旦那さんがどの程度育児に協力してくれるかで感じるストレスは大きく変わると思いますが、全くストレスなくやっている方は少数派だと思います。
きちんと話し合える夫婦関係ならいいですが、ちょっとした小競り合いを避ける為に、不満は持ちつつも許容してしまっている事って多いと思います。
そんな中、職場の飲み会で、ふと理解のある発言をされるとお酒の勢いも後押ししてつい…というケースは結構多いようです。
家庭に仕事にがんじがらめになってしまい精神疾患を起こしてしまうよりは、私は自己管理・息抜きをきちんと出来る事は、良い事だと思います。
日々のストレスからの反動もあり、恐らくとても刺激的な経験ですから、中々忘れられません。しかし、そこから本気になってしまうのか、一回きりで割り切って終われるのかはとても大切です。
そういえば最近ニュースで議員同士の不倫問題が話題になっています。
言い分としては「家庭は破綻している」「一線は超えていない」と言い訳しているもの。
一回きりや割り切っているならまだしも、一線も超えていなければ、気持ちも移ってしまっているこの問題。
奥さんサイドは「婚姻関係が破綻している事実は無い」と主張しているらしいですね。
一方的に離婚してほしいと言ってきた後、妻と2人の子供を残して自宅に戻らなくなった。
奥さんと二人の子供の不幸の上に成り立つ幸せですし、二人共にメディアに顔も出ています。
お相手の議員さんは連れ子もいますし、まずは自分のお子さんが世間からどんな目で見られて育たなければいけないのかに気を配っていただきたいですね。